こんなことに気をつけよう中高年の健康管理「中高年のペットボトル症候群?」(鏑木長夫)
好天に恵まれた土曜日、奥多摩まで行ってきた。
奥多摩町で農園を借り、俄か百姓をすることになった友人から「整地が終わったので、お祝いに一杯やるから出て来い」という連絡があったのだ。初の収穫があったというのならとも角、整地が終わったばかりなのに、何でお祝いかとも思ったが、朝早くから飲める口実が見つかったので、朝早くから出掛けたのだ。
JR立川駅で青梅線に乗り換えると、車内は登山客でいっぱいだった。
私が登山に熱中していたのは高校生の頃だから、もう半世紀以上も前のことで、この電車にもよくお世話になったが、当時とはずいぶん登山客の姿が変わっている。
私の時代の登山スタイルといえば、地下足袋にゲートル、ニッカーボッカーにジャンパーというのが標準的な服装で、今から考えるとドブネズミも顔をしかめそうなスタイルだった。
それが、現在では、軽くてカラフルな登山靴、これまたカラフルなパンツなど、何もかもカラフルで機能的になっている。
さらに、変わったのは、登山者にお年寄りが多くなったことだ。私の時代、登山といえば、やはり若者が主体で、それも都会には縁のなさそうな、つまり都会ではもてそうもない無骨な男が多かったように思う。
お年寄りが健康になったからだろう。
その健康そうなお年寄りのグループがシルバーシートを独占して、楽しそうに大声を張り上げている。
まあ、これもいいだろう。登山に備えて体力を温存しておこうというのは悪いことではない。
しかし、そのうち、おかしなことに気づいた。
グループの面々はそれぞれにペットボトル入りの飲料をザックのポケットに入れており、それを車中で頻繁に飲むのだ。
ボトルを取り出し、一口飲むと、ポケットにしまい、また、数分後に取り出して一口、を何回も続けるのだ。
登山(の前)というのは、そんなにのどが渇くものなのだろうか。
いや、のどが渇いたのなら、一回ゴクゴクとやれば、それですむ。どうも渇きを止めるというより、クセなのか、それとも、ほぼグループ全員が同じようにちびちびやっているところを見ると、流行か新しいファッションなのかもしれない。
そこで、ペットボトル症候群という言葉を思い出した。
これは若者が、ペットボトル入りの甘いスポーツドリンクとか清涼飲料水などを飲みすぎるために急性の糖尿病などを引き起こす現代病である。
しかし、お年寄りが飲んでいたのは、ウーロン茶か緑茶が多く、甘味料は入ってないので、糖尿病の心配はなさそうだが、どうも気になってしょうがない。
新しい、ペットボトル症候群なのかもしれない。(ヘルシスト編集部)
- by asafure
- at 2008年06月19日
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